今回は、新卒で適応障害になり退職を考えている人に向けて、私の実体験から良かったことや後悔などを書いていきます。
私は、新卒入社→2ヶ月で適応障害になる→2ヶ月ほど休職→復職→退職→転職という道を辿りました。
あくまで私の経験は一つの例にしかなりませんが、このような実例もあるんだということを知っていただき、まさに今適応障害で辛い気持ちになっているこころが少しでも楽になれば幸いです。
Contents
【大前提】新卒で適応障害になったのはあなただけではない。
まずは、この記事を見つけてくださりありがとうございます。
今まで元気だったのに適応障害になり、まさに今人生で一番悩んでいたり辛い状況にいるという人も少なくなりと思います。
はじめにお伝えしたいことは、私も含め適応障害になった人はあなただけじゃないということです。
適応障害になったからといって人生が終わったわけでもありません。あなたと同じように苦しまれていたが、今は元気に活躍している人も沢山います。
しっかり休んで、しっかり考えて、少しずつ進んでいけばきっとあなたも自分らしく毎日が送れます。悲観しすぎなくて大丈夫です。
【ここだけは見て!】適応障害で退職を考えている人へ
適応障害になった直後に、やるべきことは今後の選択を整理してみることです。
- 休職する
- 退職する
- 働き続ける
以上の選択が取れると思います。その選択にどのようなメリットがあるか詳しく見ていきましょう。すでに休職中の人は、こちらにスキップしてください。
休職する
私が一番おすすめする選択は休職です。会社により休職が取れないという会社もあります。もしあなたの会社で可能ならばすぐに休職することをおすすめします。
適応障害と診断され休職した場合は、傷病手当金が貰えますので完全に収入がなくなるわけではありません。
適応障害は、原因である職場から離れられれば体調が少し回復するという人もいます。休職をすることで職場から距離をとってしっかり休養することで少しずつ良くなっていくはずです。
休職して元気になり復職できたという人も多くいますので何よりもまずはゆっくり休むことです。
休職の流れはこちらにまとめているので参考にしてみてください。
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退職する
休んでも絶対に戻りたくないという場合や休職ができる環境ではない場合は退職をします。
退職することで原因であった仕事と離れることができるため体調が少しずつ回復するという人も多くいます。体調が回復した後で仕事を探すというのも一つの選択です。
私の場合も退職後に転職活動を始めて転職をすることができたので、退職してまずはしっかりと休んでから、転職活動をするという選択も良いと思います。
しかし収入はなくなるため、転職先が決まるまでは適応障害になった原因以外でストレスが増えるということもあるのが事実です。
働き続ける
適応障害と診断された後も会社には伝えずに我慢を続けて働き続けるという選択です。
こちらは絶対におすすめしません。適応障害から重大な精神疾患に繋がるということもありえます。適応障害は、重大な病気になる前の警告だと考えています。ですので、無理を続けるということは避けていただきたいです。
当時の経験から言えるオススメの選択
新卒入社→2ヶ月で適応障害になる→2ヶ月ほど休職→復職→退職→転職という流れを辿った私が、もし当時に戻れるなら
休職に入り、休職期間中に転職活動を始める
という選択をします。
もちろんあくまで休職は休むための期間であり、転職活動を絶対にする期間ではないし、会社側も勧めることはありません。
しかし休職期間に少しずつ元気になっていき、復職するか転職するかを考えられるようになる時期に入った場合は、転職するかどうかに関わらず転職活動を始めることをおすすめします。
休職期間中に転職活動を始めるメリットは、
- 収入が完全になくなるわけではない
- 復職という選択もできる
- 違う職場を知ることで気持ちが楽になる
など、多くあります。
もし私が当時に戻れるなら、ストレスなく転職活動ができるためこの選択をするはずです。休職期間中は、体調と相談しながらマイペースに転職活動をすることをおすすめします。
実体験などからおすすめのサイトをまとめているので参考にしてみてください。
【実体験】適応障害になったあとの行動
私は、休職を選びました。
復職後は比較的に元気に働けていましたが、結局退職を選び転職活動をしました。
もちろん転職活動で苦労がなかったかというと、苦労したことは沢山あります。なので安心して転職活動ができるうちに始めることをオススメします。
適応障害になった当時はこんな感想を述べていました。
4月から営業マンとして電話営業に追われる日々でした。始めの頃は慣れないことに対する焦りで何も考えず目の前の電話をこなしていました。しかし慣れるにつれて、余裕ができてしまい、なぜ電話をしているのか、そもそもなぜ入社したのか、なぜ理不尽に不平を言われなきゃいけないのか悩むようになりました。そうしていくうちにどんどん電話が嫌いになり、会社が苦手になっていきました。今でもなぜ涙が勝手に出るのか、なぜこんなにも会社が怖くなるのかわかりません。
今でもなぜあんなに悲観的になっていたのかはわかりません。noteにまとめているので、興味がありましたらみてください。
適応障害になった当時はもう人生終わったとまで悲観的になっていた私ですが、この記事を書いている現在は適応障害による通院も終わり毎日自分らしく過ごせています。たくさん悩んだ期間でしたが、全てに意味があったと思えるようになっています。
【結論】可能なら休みながらの転職を視野に入れる
今回は、休職期間中に転職活動を始めてみることについてお伝えしました。
しかし一番大事なことはあなたの身体と心です。自分のために第一優先にしてあげてください。焦らずゆっくり進んでいきましょう。
そして余裕が出てきたときに、休職期間中に転職活動を始めてみてください。
絶対にあなたがあなたらしく働ける場所があります。適応障害で辛い気持ちになっているこころが少しでも楽になれば幸いです。