この記事では私が適応障害になった経験を振り返り、ああしとけばよかったという後悔をまとめています。
社会人になり適応障害と診断された人や適応障害かもしれないと感じている人は参考にしてみてください。
- 適応障害になった後の選択
- 今あなたが考えるべきこと
- 回復後の行動
振り返った時に後悔が少なければ嬉しいです。
Contents
適応障害の状態とは
診断された人はすでに知っていると思いますが、改めて今あなたがどんな状態なのかを見つめていきましょう。
そもそも適応障害とは
適応障害の診断基準は下記になります。
大きな不安を引き起こすストレスの原因が発生してから3ヶ月以内に症状が発生するものとされています。またストレスの原因が解消すれば半年以内に治療するとされています。
私は、社会人になって2ヶ月経った6月に適応障害と診断されました。そして8月に入るタイミングで休職に入りました。
セルフチェックで今の状態を知ろう
適応障害の症状として特徴的なものをあげていきます。
まだ診断はされていないけど辛いと感じている人は確認してみてください・
- 抑うつ気分
- 頭痛
- 吐き気
- 倦怠感
- 無断欠勤などの行為障害
この他にもなんとなく普段と体調が違うなと感じている人は適応障害の疑いがあります。これらの症状はストレスの原因が解消すると改善します。
まだ診察を受けていない人は病院やクリニック、カウンセラーさんをおすすめします。
適応障害になった体験談
新卒入社をして6月に電話が怖くなって営業が辛くなり気づいたら涙が出る状態が続いていました。診断後もなるべく会社には言わずに我慢を続けていましたが7月中旬に休職をしました。
詳しい話は下記の記事やnoteにまとめています。
記事のタイトルにある通り、一番の後悔は診断後にも無理を続けて働いていたことです。
診断後の1ヶ月間でさらに悪化させてしまったと後悔しています。
休職や短期離職をしてでもストレスから離れる
一番の後悔であり、この記事で最も伝えたいことは
どんな状況にいようがストレスの原因から離れるということです。
適応障害と診断された後の選択はこの一択であって欲しいです。
新卒で周りに遅れをとりたくないから我慢しなきゃ、親に迷惑をかけたくないから我慢しなきゃなど色々な柵があります。私もそうでした。
しかし体調が良くなければ何も良い方向に進まないと気づきました。
私と同じ後悔はしないで欲しいです。
適応障害になった時にすること
ここまでストレスから離れることをお伝えしました。これこそ最も重要な選択だと考えています。
その他にも選択や考えるべきことはたくさんあります。一つずつ見ていきましょう。
休職が決まりお金に関する不安を抱えている人は下記の記事も参考にしてください。
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ゆっくり休養する
ストレスから距離を置いても忙しくしていたら体調は良くなりません。
まずするべきことは休養です。
ただずっとゴロゴロするのが辛いという人は、自分の好きなことをして過ごしましょう。
下記は休職中にしたことです。
- 温泉旅行
- ヨガを始める
- 家族と過ごす
- 平日の空いている時間に映画を観に行く
- 動物園に行って癒される
旅行など遊びに行くのは休職期間としてダメだろうという意見や常識もあるみたいですが、休養に繋がるなら黙っていってしまえば良いと思います。
無責任な意見ですが私はいきました。そのおかげで復職できたとも思っています。
内省する時間を作る
ゆっくり休むと少しずつ生きる気力が回復してくるはずです。
回復後の次にするべきことは、内省することです。
社会人になった経験や適応障害になった経験を通して考え方は変わっているはずです。
私は、コーチングというサービスを使いコーチに一緒に考えてもらいました。内省を提供するサービスやフレームワークなどは沢山ありますので是非調べてみてください。
選択をする
適応障害の症状も回復して内省も終わったら次は人生の選択をする必要があります。
人それぞれ選択できる幅は変わりますが、当時を振り返った時に自分の選択肢は下記でした。
- 復職
- 退職して休む
- 休職延長
- 正社員転職
- アルバイトを始める
- スキルをつけてフリーランス
この中で私は復職を選びましたが、内省をして気づいた大切な価値観に沿って選択をしましょう。
短期離職後の就職の進め方
ここからは転職を選んだ場合に参考にしてください。
私は新卒で入社した会社を11ヶ月で退職しました。短期離職での転職は難しいと言われています。
下記の記事が参考になれば嬉しいです。
転職を検討している方はこちらがおすすめ!
まとめ
適応障害と診断されたらまずはストレスから離れて沢山休みましょう。
少しずつ元気を取り戻したら、休んでいる期間で内省をしてこれからを考えていきましょう。
そして自分が大切にしたいことや無意識に好きなことや得意なことなどを基準に選択をしましょう。
これからを考える時にもうお先真っ暗だと絶望することもあると思います。
そんな時はもう一度休んで少しずつ進んでいきましょう。