【well-being】最近よく聞くウェルビーイングってなに?

この記事では、最近よく耳にするウェルビーイングに関して簡単に紹介していきます。

メンタルヘルスを学んでいく中でこんな疑問が浮かびました。

幸せってなに?

この答えを知るにはウェルビーイングを理解することが必要です。

また、そもそもウェルビーイングとは何なのでしょうか?
どうして今ウェルビーイングという言葉を聞く機会が増えているのでしょうか?

これらの質問に簡単に答えていきます。今後の生活の参考にしていただければ幸いです。

【結論】well-being(ウェルビーイング)とは?

さっそく簡単に説明します。

ウェルビーイングとは?

ウェルビーイングと聞いた時何を思い浮かべますか?

マインドフルネスだったり、瞑想だったり、ヨガだったりを思い浮かべた方もいると思います。それらでもウェルビーイングという言葉はよく用いられます。

早速ですが、答えです。

ウェルビーイングとは、広い意味で幸せのことを言います。

Well-beingとHappyは違うの?

幸せと聞いた時に、Happyを思い浮かべた人も多くいるでしょう。

それでは、well-beingとhappyで何が異なるのでしょうか?

ポイント

  • well-being = 持続的な幸せ
  • happy = 瞬間的な幸せ

これが答えです!

例えばhappyは、ハッピーバースデイやハッピーウェディングのようにその日その時その瞬間に感じられる幸せな状況で使われます。

それに対しwell-beingは、持続的な幸せという意味があり、幸せでいるという在り方そのものを指します。

どういう在り方がウェルビーイングなの?

もう少し詳しくウェルビーイングについて説明しましょう。

ウェルビーイングを学ぶ際に欠かせない書籍の中に、こう記されています。

「ウェルビーイング(Wellbeing)」とは、身体的にも、精神的にも、そして社会的にも「よい状態」のこと。心身ともに満たされた状態であることを指す言葉です。

ラファエル・A・カルヴォ、ドリアン・ピーターズ、渡邊淳司/ドミニク・チェン監訳、"ウェルビーイングの設計論 人がよりよく生きるための情報技術"、ビー・エヌ・エヌ新社、2017.

つまり、身体的にも精神的にも社会的にも満たされていることが幸福であり、この状態こそがウェルビーイングです。

日本の幸福度はどのくらい?

ウェルビーイングが何かということがわかってきたところで、なぜ最近になってウェルビーイングという言葉を聞くことが増えたのでしょうか?

その一つに、幸福度ランキングでの日本の順位が年々下がっているといことが挙げられます。

幸福度を調査する際の指標としてGDPや健康寿命の他に選択の自由度や寛容さなども指標の一つになっています。

日本は、2020年の調査で60位前半と低い順位にランクインしています。

このランキングが徐々に下がっていることがウェルビーイングを見直すきっかけとなり、近年ウェルビーイングを耳にする機会が増えていると思います。

また近年、働き方改革やコロナウイルス感染症による働き方の見直しからウェルビーイングを聞くことが増えています。

ウェルビーイングな日々を送るには?

ここまでウェルビーイングについての概要と日本全体の取り組みに関して説明してきました。

最後に個人に絞って、ウェルビーイングな暮らしをするには、どうすれば良いかを簡単に紹介します。

繰り返しになりますが、

ウェルビーイングとは、身体的にも精神的にも社会的にも満たされている状態です。

つまり、

ポイント

  1. 身体的に満たされるため、睡眠の質を向上
  2. 精神的に満たされるため、趣味を持つ
  3. 社会的に満たされるため、友人関係を良好に

以上のポイントのそれぞれにアプローチが必要です。

取り組みは、例ですがそれぞれが満たされることで持続的な幸せにつながります。
少しでもウェルビーイングが何か理解してもらえていたら幸いです。

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